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WEBアクセシビリティ検査って具体的にどんなことをしているの?

WEBアクセシビリティの検査は大変根気と時間のいる作業なんです…。

大まかな流れ

1.さまざまなチェックツールを使い、ウェブサイトを診断します。
2.診断の結果をもとに修正作業を行います。
3.修正結果をまとめ、ウェブサイトに公開します。

 

1.さまざまなチェックツールを使い、ウェブサイトを診断します。

チェックツールはいろいろありますが、サンライズ・クリエイティブでは以下のようなツールを使用しています。

≪Lighthouse≫
https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/blipmdconlkpinefehnmjammfjpmpbjk

≪michecker≫
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/b_free/michecker.html

≪WAVE≫
https://wave.webaim.org/

■スクリーンリーダー
≪NVDA(日本語版)≫
https://www.nvda.jp/

■コントラストチェッカー
≪Colour Contrast Analyser(Windows/Mac)≫
https://www.tpgi.com/color-contrast-checker/

≪WebAIM≫
https://webaim.org/resources/contrastchecker/

 

2.診断の結果をもとに修正作業を行います。

1.で行った検査結果をもとに、ひとつひとつ確認し、エラーがあれば修正作業を行います。

■目視で確認
ウェブアクセシビリティの自動チェックツールを使ってチェックしても、人が目視で確認しないと判断できないものが多く含まれています。
実際に目視で確認し、おかしなところがないかチェックします。

■スクリーンリーダーでの聞き取り作業
間違った読み方をする箇所があれば、正しい読み方になるように修正。また、表などの場合は、読む順番もチェックします。

■コントラストのチェック
背景とテキスト文のコントラストをチェックし、見やすい色を使用しています。

チェックツールで見つけられる問題は、ウェブアクセシビリティの問題の2割から3割程度といわれており、「人がチェックする必要がある」と考えるべきなのです。

 

3.修正結果をまとめ、ウェブサイトに公開します。

画像の代替えテキストが適正なものであるかどうか、不要なスペースがないか、言語が正しいものなのかなどといった、ツールでは評価できない項目も含め、チェックツールと実際に目視で確認した評価を合わせたものから、修正結果をまとめてウェブサイトに公開します。